私たちは、品質の高い建物を工期までに安全に完成させる「施工管理」という仕事を行っています。
施工管理とはお客様との打ち合わせや職人さんへの指示などを行う、いわば現場監督です。
施工管理の仕事で大切となるのは、「安全管理」「品質管理」「工程管理」「原価管理」の４つのポイント。
安全管理とは、工事現場で作業を行う職人さんたちに事故がないよう、安全のための設備や環境を整えることです。
品質管理とは、正しい施工法や強度・密度といった規定値の確認、材料の手配などを通して質の高い建物を造ること。
工程管理とは、工事に必要な重機や職人を手配し、工期を守るためのスケジュール調整を行うこと。
原価管理とは、人件費や材料費の原価計算から、工程通りに工事が進むよう管理することです。
お客様のご要望を聞きながら、多数の職人さんたちを取りまとめるのは楽なことではありません。しかし、みんなで力を合わせて大きな建物をつくる喜びはこの仕事でなければ味わえない醍醐味といえるでしょう。

この仕事は想像以上に面白い私たちの仕事は、正解が一つではありません。設計図が答えだとして、ゴールに至るアプローチは自分たちで考えることができます。みんなで話し合い、相談して最良の答えを求めていく。大勢の人たちと汗をかき、苦楽を共にして建物を完成させる。その過程に面白さがあるんです。しかも自分の携わった建物は、未来にずっと残っていきます。地図にも、心にも残る、この喜びは他の仕事ではなかなか味わえないと思いますね。

会社という“お皿”を一緒に大きく私は、「会社は誰のものでもない、社員みんなのもの」だと考えています。例えるとしたら、会社は一つのお皿です。みんながそこに仕事を持ち寄って、分け合って食べるお皿みたいなもの。仕事が少ししかなかったら少しずつ分け合わないといけないですし、たくさんあればいっぱい食べられる。私の役目はこのお皿を守ることですので、社員一人ひとりを大事に、一緒に大きく育てていきたいと思っています。

「何事も挑戦」で未来をつくる今、建設業界の変化のスピードはものすごく早く、現状維持では生き残っていけません。幸いなことに当社には前身の会社からの長い歴史と豊富な実績がありますから、そのノウハウを次代に継いでいきながら、新しい工法や技術にも果敢に挑戦していきたい。また社員が仕事だけではない豊かな人生を送れるよう、人材育成や働き方改革にも取り組んでいるところです。
これから関西では大阪万博やIR事業、リニアといったビッグプロジェクトも目白押し。当社が参画する可能性も大いにありますから、ぜひ一緒に夢のある仕事をしましょう！

代表取締役社長　田中 敦